2013/08/06 (Tue) ヴァナ・ディールでの生活に幕を引きます

今月末でFF11の課金を停止します。
無期限休止――事実上の引退です。

新ディスクが発売されて5ヶ月。
アドゥリンの魔境が発表された、去年のヴァナフェスの時点ではマサカこの新ディスクが引退の引き金になるとは思ってませんでしたよ。
本当に。

2002年の8月にヴァナに降り立ってから11年。
長いようであっという間の11年でした。途中休止期間挟んだりしてるので厳密に11年丸々ヴァナに居たわけじゃないけど。
奇しくも自分の冒険者人生がちょうど11年を迎えたところでの、冒険者引退となりました。

たくさん知り合ったヴァナのフレも年月の経過と共に一人、また一人とヴァナを去っていきました。
「自分はきっとサービス終了までヴァナにいるから！」
そう言って見送った人もいたのに。
最終日は今月の29日なので、それまでに自分的に鞄整理等して、最後はメインキャラのメインジョブで、一番好きな場所でログアウトする予定です。
装備品等の遺品譲渡はしません。
数少ないヴァナに残るフレは、自分よりも先を駆け抜け良い装備をたくさん所持しているから。
鞄を圧迫させたくないのでね。

いつか、FF11が本当にサービス終了を迎える時がきたら。
その時はまたヴァナに降り立つかもしれません。
本当の、最後のお別れを言いに。

以下愚痴になるので、折りたたんでみたよ。

ちなみに新生FF14はオープンβを経て、製品版もプレイする予定です。
これは本当に最近決めた事で。
11を引退する原因は14をやるからではありません。
14に本気でまったく興味がなかった頃から、「もし14やるなら11は引退する」と周囲に告げていましたが。
むしろ、11を引退する決心がついたので14やろうかね、って感じです。

どこで自分の歯車はかみ合わなくなって来たのかなあ、としみじみ考えたりします。
たくさんの仲間が居て、いろんな経験をして、倒したり、倒されたり。
ヴァナ・ディールでの冒険者生活は本当に楽しかったです。
楽しかったからこそ、11年もあの世界で冒険者を続けたのだから。

自分の人生を変えたゲームと言っても過言ではないです、本当に。
このゲームが無かったら結婚する事もなかったんじゃないだろうか。
幼馴染以外に、親友が出来る事もなかったんじゃないだろうか。

昔から、エンドコンテンツには乗り遅れ気味でしたけど、それでも楽しくプレイできてました。
それ以外で楽しめるものがたくさんあったから。
それが顕著になり始めたのは、ヴォイドウォッチ辺りからかな…。
乗り遅れると取り返せない、シャウトしても手伝ってもらえない、ボス倒すのにボスのドロップする装備を持ってない奴はくるな…。
前からそんな風潮はあったけど（メリポ振ってない奴はメリポ来るな等）、今ほど酷くなかったと思う。
そこへきて、トドメのアドゥリン。
本気で新ディスク出たのに引退する事になるとは思ってなかったよ。マジで。
今までだってあったけど、たった一度のUVで既存装備が全死亡、救済無し。頑張って苦労して取った装備が、どんどん死んでいく。
ユーザーの反発もあったのにゴリ押した、アイテムレベルの表記追加。
レイヴの締め付け、不親切。突然のエンドコンテンツの追加。

もちろん、努力しない自分が悪いとか、それでも遊び方はいくらでもあるとか、そういう反論はあちこちから出るだろうし、アドゥリンに関わらなく立ってヴァナでは生きていける。
でもそんなヴァナ世界に疲れてしまったのも事実。
新ディスク発売から徐々に下がるログイン率。
週末の夜すらログインしない事もしばしば。
モチベーションが保てない。

ゲームは楽しんでこそなにより。楽しめなくちゃ、プレイする意味がない。
だから、ケジメとして引退を選びました。

愛着はある。だから11年プレイした。
でも。
週末の夜にログインしても、フレンドリストには誰もいない事が多くなって来た。
リアルの事情もあるだろう、毎週ログイン出来るとは限らないだろう、たまたまその時いなかっただけかもしれない、もう少し遅くなってログインするのかもしれない。
でもね。
新ディスク出る前は、その時間にみんないたんだ。
それに気がついて、気が抜けた。
ああ、別にこの世界にしがみついてる必要はないんだよね、って。

休止はしても引退の意思はなかった。今までは。
今回は違う。
一応無期限休止とは言うけど、事実上の引退です。
二度と課金することはないだろう。
それこそ、11のサービスが終わるって知ったら、ヴァナの最後を見届ける為に課金するかもしれないけど。
それも今はそう思うだけで、実際そうなってみないとどうなるかわからないね。