2005/12/22 (Thu) ハガレン：アニメ感想３

最後まで借りてみた。
とりあえず、感想を一言。

「納得いかねーーー！！！」

でした。
あのEDはありえなくないですか？
マジ納得いかん…。

↓以下ネタばれ含む

なんかスカっとしない終り方だった。

リゼンブールへ帰るために、裏道？使ったエドとアルを追いかけた大佐の、「何故私の保護を求めず、勝手に逃げた！？」ってセリフには惚れた（笑）　
しかも言った後ちょっと照れてるし。
そのままリゼンブールへ行って。
そこでお父さん登場！　ホーエンハイム、悪者かと思ってた…（笑）
アルは懐いてたけど、エドはやっぱり確執があるんだな、と。
そんで、お父さんは気が付いちゃったのね。
自分の息子たちが、ダンテ（やっぱり悪者だった！（笑）に利用？されてること。
ホーエンハイム、簡単？に負けちゃってたけど、死んだわけじゃないのね。

タッカーは最後までニーナ取り戻すことは出来なかったね。
アル騙して、賢者の石まで使ったのに。
イズミ師匠のあいつは放っておいていいのかって言葉に返したエドのセリフがかっこよかった。
（忘れちゃったけどね！（爆）
ホムンクルス・ラストの最期。彼女は彼女なりの信念で、エドの手助けした。
「私は死にたかったのか…」って呟き。一番人間に近かったのは彼女かもしれない。
スロウスのセリフも印象的だった。
「私は貴方たちの母親じゃないのに、母親としての記憶があるのは辛い」って。
最期はエドにエタノールに練成されて気化。
「良く出来たわね」って言葉、辛かっただろうねえ。あれはエドとアルの罪だから。

連れ去られたアルを追いかけてエドが見たのは、地下に埋まった街。
ダンテ…怪しいと思ってたけど、イズミ…ひいてはエドの師匠にあたるのでびっくり。
やっぱり悪者だったけどね。
ラストの死を聞いて取り乱したグラトニーと、お母さんを生き返らせるんだっていい続けたラースが最期は哀れだった。
エンヴィーが、ホーエンハイムの人体練成で作ろうとした、彼とダンテの子供だとか。
エドがその顔見て、動き取れなくて。やっぱりそれみると、父親なんだなって。
逆に刺されて死んじゃうし。
てか、真理の扉？の向こうに別の世界があるって…しかも現代ぢゃん！
ミュンヘンとか出ててびっくりしたんですけど！
「等価交換を信じたい」「向こうの俺が死んだのか…」
そう言ってたエドがちょっと哀れだった。

アルが、自分自身投げ出してエドの魂と失った手足を練成させて。
魂の状態だけで扉の前に居るエドの傍にエンヴィーが来て。
彼はホーエンハイムに復讐したいだけだって。
扉の向こうに行ってしまう。
それで、え？って感じだった。倒す、ってだけが解決じゃないけど、それだけなの？って。
現世に戻ったエドが見たのは、広間に残されたロゼとその赤ん坊とラース。
ダンテは逃げてたけど、正気を失ったグラトニーが彼女を追いかけたのは、やっぱり彼女が生みの親だったのかねえ？

ヒューズの敵討ちに、大総統の家に向かってった大佐＆中尉と、それを補佐しようと反乱起こした少佐と残された部下。
大総統がホムンクルスだと知って、抑え切れないものがあったんだろうねえ。
人間じゃない奴らに殺されたとあっちゃ、やっぱり親友としては黙ってられないよね。
よっぽどこっちのがスカっとしてたなぁ。
大総統の義理の息子がかわいそうだったけど。
最後、大佐みて泣き崩れたホークアイ中尉見て、絶対大佐死んだんだと思った自分が居る（笑）
大総統が居なくなって国が変わったのはいいかもね。

アルが消えたのを知ったエドが、自分自身を使ってもう一度アルを取り戻そうとするのは予想できたけど…。
身体を失ってからの４年間の記憶を代価に、アルは練成した当時の１０歳の姿のままで戻ってきた。
それはいい。
でもね。
４年間の旅の記憶って言う、代価支払ったのに、戻れたのはアルだけ？
エドは、ホーエンハイムの居る世界に居て。
右手は義手のままだった。
「アルにせっかくもらった手足、また失っちまったからな…」
そのセリフがすごい印象的だった。
ホーエンハイムと和解？したのは良いと思う。
だけど、エドとアルって２人で１人だと思うのよね。
２人とも元に戻ってハッピーエンドじゃないわけ？
納得いかん。
アルが賢者の石に練成されるあたりまでは、結構良いと思ってたのになぁ。

良い終り方してると思うよ。
そう言った知り合いの言葉はウソじゃないと思うけど、納得いかない。
原作と違う、オリジナルストーリーでの最後なんだから、もっと納得のいく形で終らせて欲しかった。
それとも、原作は最後ちゃんと２人で元に戻れるのよね？
アニメのような終わり方だったら、本当に納得いかないかも。